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名古屋市中区の産婦人科|性病・更年期障害・子宮頸がん・ピル

よくある質問

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よくある質問

胎盤注射(プラセンタ)って何?

プラセンタとは、「胎盤」のことです。胎盤は、胎児が育つための組織で多くの栄養成分が含まれており、人が本来保持している生理機能を高め、心身のバランスを保つ働きをします。中国では、古くから滋養強壮・不老長寿に利用され、クレオパトラやマリーアントワネットも若返りと美容の目的で使ったとも言われています。

~効能又は効果~
しみ
しわ
肩こり
疲れ
更年期障害
美白・美肌効果
慢性肝疾患における肝機能の改善
※効能効果には個人差があります。
1本1,100円税込み

性感染症それぞれの潜伏期間を教えてください。
★梅毒・・・3週間以上
★淋菌・・・2~10日
★クラミジア・・・1~3週間
★そ径リンパ肉芽腫・・・1~4週間
★尖圭コンジローム・・・3ヶ月~1年
★単純ヘルペス・・・2~7日
★カンジダ症・・・2~4日
★軟性下疳・・・2~3日
★トリコモナス症・・・4日~3週間
★毛虱・・・1~2週間
★疥癬・・・1~2週間
★伝染性軟属腫・・・3~6週間
★エイズ・・・平均10年
★B型肝炎・・・54~180日
アフターモーニングピルについて教えてください。

『アフターモーニングピル緊急避妊』とは、避妊をしないで性行為をしてしまった、コンドームが破れてしまったなどの避妊に失敗した場合に妊娠を防止するための方法です。このとき使用するピルは経口避妊薬のピルと同様のホルモン剤ですが、同じ使い方をするのではなく、緊急避妊ピルとしての使われ方をします。

☆服用時期☆
ヤッペ法は性行為後72時間以内(3日以内)に1回服用し更に12時間後にまた服用する計2回服用です。  ノルレボ法は性行為後72時間以内(3日以内)に1回服用です。アフターモーニングピルは妊娠を防止しますが、100%ではありません。服用時期に正確に服用しても約20%妊娠を防止できない場合があると言われています。また、頻回にアフターモーニングピルを服用して妊娠を防止しても、経口避妊薬を避妊目的にて継続的に服用している女性に比べ妊娠率は高く、あくまでも緊急避妊として用いられるので経口避妊薬の代用にはなりません。

☆副作用☆
一般的には嘔気・嘔吐、時には頭痛・めまい・腹痛・乳房緊満などが起こることがありますがこれらの副作用は継続することはありません。

☆注意事項☆
服用後の予定月経が1週間以上遅れているなど心配なことがあれば診察またはご相談ください。また服用しても効果が無く妊娠してしまった場合の赤ちゃんへの影響は今まで知られている限り報告はありません。また、経口避妊薬及びアフターモーニングピルは性感染症の予防になるわけではありません。

*ヤッペ法     3,300円税込み
*ノルレボ法    7,700円税込み

診察時、院長から説明があります。

性病の検査ってどうやって検査するんですか?費用も教えてください。

性感染症の検査には主におりものによる検査と、血液による検査があります。

おりもの(分泌物)検査
カンジダ
トリコモナス
上記2,000円程度
クラミジア 3,000円
淋菌 2,000円
※コンジローム、ヘルペスに関しては診察時肉眼にて確認します。

血液検査
梅毒 2,000円
エイズ 2,000円
HBs抗原(B型肝炎) 2,000円
HBs抗体(B型肝炎) 2,000円
HCV(C型肝炎) 2,500円

※淋菌・クラミジアに関して口・喉にもうつることがあり、咽頭検査はクラミジア3,000円、淋菌3,000円です。

ピルの仕組みを教えてください。何で妊娠しなくなるんですか?
ピル(経口避妊薬)は、月経をコントロールさせる女性ホルモンが含まれています。ピルを飲むと女性ホルモンが増え、脳は自分の卵巣から女性ホルモンを分泌しなくても良いというサインを出します。そのため卵胞は発達せず卵巣は休んだ状態になるので排卵は抑制されます。また、子宮内膜を変化させ、妊娠しにくい状態になること、子宮の入り口(子宮頸管)の粘液を変化させ、子宮内に精子を入りにくくするという作用があります。
ピルを服用したいんですが、副作用があるって聞きました。心配なんですが・・・。

ピルには下記のような副作用があると言われていますが、ピル服用時に見られる症状のほとんどは飲み続けていくうちに治まります。

主な副作用
嘔気・嘔吐・頭痛・乳房緊満・不正出血

血栓症・・・血管内に血のかたまりができ、血液が流れにくくなる状態。
ピル服用中に気をつけなければならないものとして血栓症があります。現在使用されている低容量ピルはホルモンの量が少ないため非常にまれです。しかし、タバコを吸う人(タバコ15本/日以上)がピルを飲むと血栓症の危険性が高くなると言われています。(当院では、長期服用されている方に半年に一度血液検査を施行しています。)

お酒を飲むんですがピルを飲んでも大丈夫ですか?
特に問題はありません。だだし、飲みすぎて下痢や嘔吐が続くとピルの避妊効果は弱まってしまうことがありますので注意してください。
ピルを飲むことでがんになりやすくなると聞きました。しばらくの間飲みたいと思っていますが大丈夫でしょうか?
ピルを飲んでいると、乳がんや子宮頸がんになる可能性がわずかに高まると言われています。しかし、ピル服用中も定期的に検査を受けていればこれらの早期発見が可能です。また、卵巣がん、子宮体部がんに対してはピルを服用しているとがんになる可能性が低くなると言われています。
現在ピル服用中です。赤ちゃんがほしいと考えていますが、ピルをやめてすぐ妊娠しても赤ちゃんに影響は無いんですか?
長期間服用されてた場合は、自然な月経が回復するまで少し時間を要する場合があります。その場合でも通常3~4ヶ月で回復します。正常な月経周期になれば妊娠可能です。もし、ピル服用後すぐに妊娠しても赤ちゃんに先天異常が増加することはないといわれています。ただし、授乳中はピルを服用できません。母乳の量が減ったり、ピルの成分が母乳に移ったりするからです。授乳しない場合は、出産後1ヶ月過ぎれば服用可能です。
おりものが日によって多かったり少なかったりするんですが何かの病気でしょうか?その他の症状は特にないんですが・・・
おりものとは、女性性器すなわち外陰・膣・子宮からの分泌物を指します。一般には、この分泌物が異常に増加し、不快感を生じるようになったとき帯下(たいげ)と呼びます。帯下感は個人差があるので、その程度の強弱、有無は実際の量とは必ずしも一致しません。したがって、量によって正常か異常かの区別は出来ません。
普通のおりものは、子宮頸管・膣・外陰部からの流出液体が混合して少量ずつ膣口から排出されますので、女性の外陰部は常に多少のおりもので潤っています。これらの分泌量は女性の体の状態によって増えたり、減ったりします。おりものの量が変化することですが、外陰部からの分泌物が性的興奮により増加します。これは、膣入口の左右にある一対のバルトリン腺という粘液の分泌腺が刺激されるからです。また、子宮頸管の粘液や分泌物は、性行為の刺激でも変化しますが、むしろ月経の周期にともなう女性ホルモン(卵胞ホルモンともいいます。)の増減でも変化します。卵胞ホルモンは、月経が終わる頃から増え始めて、ちょうど月経開始日から次の月経開始日の中間ごろに最高に達します。この頃が排卵日に相当するわけですが、子宮頸管の粘液はこのとき最も多く、透明で粘り気が出ます。以上のように月経周期などによりおりものの量は変化します。
ピルには21錠型と28錠型があると聞いたんですがどういう違いがあるのでしょうか?

ピルには21錠と28錠のタイプがあります。

21錠タイプ・・・ホルモンの入った21錠が1シートになっている。毎日1錠ずつ同じ時間に、決められた順番に従い21日間服用する。1シートが終わったら7日間休み、その後8日目より新しいシートを同じように服用する。

28錠タイプ…ホルモンの入っている錠剤21錠とホルモンの入っていない錠剤(プラセボ錠)7錠の28錠が1シートになっている。毎日1錠ずつ同じ時間に、決められた順番に従い28錠服用する。1シートが終わったら、翌日から新しいシートの錠剤を同じように服用する。

※飲み忘れが心配の方は、毎日飲むタイプの28錠タイプがおすすめです。21錠タイプも28錠タイプも月経はホルモンの入っている錠剤を飲み終わってから3~4日目頃に始まります。出血の期間は、5日前後。ピルを服用すると服用前の月経と比べ出血の期間が短くなったり量も少なくなります。

ピル服用に際し、分からないことや心配なことがある場合には、医師または下記までご連絡ください。
OCサポートコール TEL:03-3267-4104
平日10:00~16:00(土・日・祝を除く)

生理中ではないのにおりものに血が混ざっているんですが何の病気が考えられるのでしょうか?教えてください。
経時以外の時期におりものに赤い色の血液が混じるとき、または古くなった血液の色で褐色のおりものがあるときは性器のどこから出血したものなのか考えなくてはなりません。(このようなおりもののことを血性帯下あるいは不正出血といいます。)一番怖いのは、子宮頸部・子宮内膜に癌があってそこから出血している場合です。そのほか子宮頸管にポリープが出来ていて、子宮の出口にただれがあるときも、おりものに血が混じったり、特に性行為の後などに見られます。これらは癌のように悪性の病気ではありませんが、癌と見分けるには専門医の診察が必要です。おりものがおかしかったり、異常時の出血があるときに来院し診察を受けましょう。
膿(うみ)のようなおりものが出るんですが病気ですか?
膿のようなおりものをみてすぐにこれは何の病気か診断することは出来ません。どういう場合に膿のようなおりものが多いかお話します。
  • 淋菌感染症…淋菌は性病の代表的なものとして有名ですが、淋菌にかかると女性は膣炎や頸管炎を起こし、黄色いおりものが増えますが男性ほど強い自覚症状(尿道炎による排尿時痛、排膿)を起こしません。
  • 膣内異物による炎症…近頃女性に多いのはタンポンの取り忘れにより、細菌感染を起こし膿性の帯下を起こす例です。
  • 自浄作用低下…閉経後の女性ホルモン(卵胞ホルモンともいいます。)の分泌消失による自浄作用の低下により細菌感染を起こし、膿性の帯下を起こしやすくなります。老人性膣炎、あるいは萎縮性膣炎ともいいます。
おりものににおいが強く、小さな泡状のおりものが出るんです。
最も考えられるのはトリコモナス膣炎です。トリコモナスというのは原虫の一種で性行為によって男性の尿道や膀胱にうつり、そこで症状を起こさずに長期間潜伏しているといわれています。したがって、女性のトリコモナス膣炎をいくら治療しても性行為によってまた男性からトリコモナスがうつり再発してしまうケースが多いです。治療方法は女性には膣坐薬と飲み薬を、男性にも飲み薬を7日ないし10日間ほど両者が内服するとだいたい治ります。
チーズみたいなおりものが出ます。痒みも強いんです。
これは、細菌以外の微生物によって引き起こされるカンジダ膣炎という病気です。この微生物は、水虫によく似たカビの一種で繁殖し、おりものが酒かすか粉チーズのようになって増え、外陰部は痒みを生じます。このカビは消化管の中にいますから、大便中に排出され膣の中に入っていくことが多く、性行為によって男性のペニスにも炎症を起こすことがあります。カンジダは妊娠中しばしばみられますが、炎症はわりに起こしません。しかし、赤ちゃんを産むときに膣の中にカンジダがいると新生児の感染をきたしますので治療は必要です。
中絶手術について教えてください。

人工妊娠中絶術は、妊娠の継続または分娩が、身体的または経済的理由により母体の健康を著しく害する恐れがある場合、あるいは強姦などによって妊娠した場合に母体保護法という法律に則って行います。
同意書には本人と配偶者の記名捺印が必要で、未成年の方は親権者の同意も、必要です。

人口妊娠中絶術が行われる理想的な時期は妊娠6~9週です。10週以降の場合は胎児が大きくなっているために子宮頸管(入り口)をゆっくりと時間をかけて開く必要があります。また週数が進むにつれ術後のケアもより慎重でなくてはなりません。

手術は麻酔をした上で、(麻酔は静脈・脊椎・全身吸入・局所麻酔があります。当院では静脈麻酔で行います。)子宮の頸管を器械で開いてから子宮内の妊娠内容物を取り出す手術です。慎重に処置を進めますが、手探りで行う手術です。以下のような合併症・偶発症が起こることもあります。

  • 遺残
  • 子宮収縮不全
  • 妊娠の継続
  • 子宮外妊娠の継続
  • 子宮の穿孔
  • 頸管裂傷
  • 手術および術後の経過を追うためにも手術から数日後、指定された日に必ず受診しましょう。
  • 手術日、術後2~3日は遠出を控え自宅にて安静にしてください。
  • 手術後の出血ですが7~14日間ほど続くことがありますがそれは異常ではありません。しかしそれ以上続く場合・腹痛があるときは必ず早めに受診しましょう。
  • 手術後は、頭痛・頭重感・肩こり・めまい・下腹部のはり・いらいらなどの症状が出ることがあります。無理せず気になる症状があれば遠慮せず医師に相談してください。
  • 次回の月経は手術後30~40日程度で始まります。それ以上たっても来ない場合は受診してください。性交渉は2週間控えてください。しばらく妊娠を希望されない場合は避妊法(経口避妊薬ピル・IUDリングなど)を医師に相談しましょう。

※あなたは本当に人工妊娠中絶術を希望するのかどうかよく考え相談してください。また妊娠・分娩・育児などの不安、悩みなどありましたら遠慮せず医師に相談してください。

性病の検査を受けたらのどの淋菌感染でした。点滴治療を受け再度検査しても陽性で・・・。治らないのでしょうか?
淋菌はナイセリア属の『グラム陰性双球菌』という菌に属し、このナイセリア属には淋菌の菌を含め11種類の菌が含まれます。そのうち病原性を有するのはこの淋菌と髄膜炎菌です。その他の9種類の菌は全て口腔内に存在する常在菌です。
淋菌検査は従来『淋菌核酸増幅同定検査・PCR法』という方法で喉の粘膜を採取し検査していました。しかし、上記でもお話しましたように、口腔内は人体に日常的に生息する細菌、『常在菌』が生息しているため淋菌と親戚である同じナイセリア属の菌をも淋菌であると感知ししてしまうことが判りました。ですから、口腔内の性病検査(特に淋菌検査)では人体に悪影響である菌なのか、日常的に生息する細菌なのかを判別する必要があります。
当院では菌の種類を判別出来る『細菌培養同定検査』を実施しています。(費用2,000円)
今、妊娠しているのですがインフルエンザのワクチンは接種してもいいのでしょうか?
妊娠中にインフルエンザワクチンを接種する事に関する安全性は確立していません。ですので妊婦さんおよび妊娠している可能性がある方には接種しないことを原則としています。しかし、インフルエンザワクチンなどの不活化ワクチンは胎児に影響を与えると考えられていないため、ワクチンを接種した後に妊娠していることがわかっても副作用の反応が出た、胎児に異常の出る確率が高くなったなどの報告もありません。そのためもし、接種後に妊娠が判明しても人工妊娠中絶を考える必要はないと考えられます。
今、授乳中なのですがインフルエンザワクチンをうけたいと思います。おっぱいを赤ちゃんにあたえても大丈夫なのですか?
インフルエンザワクチンなどの不活化ワクチンは、接種したお母さんからの母乳から乳児に影響を与えることは考えられていません。また、お母さんがインフルエンザワクチン接種をしたからといって、その母乳を飲んだ乳児が感染予防になると期待もできません。